みなさんこんにちは、押方五ヶ村神楽保存会です。
私たちは宮崎県高千穂町の国見ヶ丘のすそ野にある集落・押方五ヶ村の神楽保存会です。
国指定の重要無形文化財に指定されている高千穂の夜神楽を未来に受け継いでいくため、高千穂神楽(旧称・高千穂観光神楽)への出演や、年に一度の神事として集落で行われる夜神楽のための練習・準備など、日々研鑽を積んでいます。
押方五ヶ村神楽保存会とは
国見ヶ丘の西北側にある中畑神社の神楽保存会で、五ヶ村東・五ヶ村西公民館の地区で構成されています。中畑神社は神武天皇の御孫、健磐龍命(たていわたつのみこと)を祭神とする阿蘇神社の外宮で、高千穂を経て阿蘇に向かわれる途中、行在所として止まられた跡に建立されたと伝えられています。
押方五ヶ村の神楽は渓谷の対岸である上野の集落との交流があり、上野・田原系の神楽として伝承されているため、彫り物(神庭を囲む切り紙)の配置や「幣神添(ひかんぜ)」の舞の中に「あばれ荒神」と称される入鬼神が入るなど、押方の他の地区とは異なった特徴を持っています。
皆さんに押方五ヶ村の神楽を知って、観てもらいたい
新型コロナウイルス感染症の影響で、2020年・2021年と、2年連続で年に一回の夜神楽が中止となりましたが、町内外の皆さんに、ぜひ私たちの神楽伝承に対する取り組みを知ってもらいたく、このウェブサイトを公開することになりました。
まずは2021年12月、オンラインで夜神楽を観ていただけるよう、準備を進めています。
情報更新、そして稽古も頑張りますので、ぜひフォローをお願いします。