太鼓の口開けは、年初めに執り行う神事になります。
まず初めに、宮司、氏子、奉納者達、参列者達が氏神さまに新たな年が明けたご報告と平らけく安らかなの年になります様に御願いをして、これより「太鼓の口開け」を執り行うことをご報告します。
その次に、神庭の中心で、太鼓をその年の恵方の方向に合わせて太鼓や篠笛を打ち鳴らし、その年の邪気を祓います。
その後、舞い初めで神楽の式三番を奉納します。
元来は、元旦に行う神事になりますが、現代の生活様式に合わせ、宮司、氏子、奉仕者達が出来るだけ集まれる日を相談をして行っています。
昨年は、コロナウィルスの状況もあり執り行う事が出来ませんでしたが、伝統を絶やしてはいけないと一同あり、執り行う事となりました。コロナウィルスの鎮静化と皆々様の御健康と御多幸をお祈り申し上げます。